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2019年10月28日 (月)

十年屋

「妖怪の子預かります」シリーズでお馴染みの、廣嶋玲子さんの

ジュニア向けのファンタジー小説です。

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大切なものを10年間預かってくれる魔法使いの店、預かり賃は

預けた人の寿命1年分。

どんな人がどんなものを預けに来るか?

表紙の猫はその店の従業員で、カラシという名のかわいい執事です。

2019年9月12日 (木)

お江戸けもの医 毛玉堂

図書館で面白そうな本を見つけ、借りてみました。

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無愛想だが評判のけもの医と、その妻が営む養生所「毛玉堂」に

やって来るのは、病める動物たちと悩める飼い主たち。

人情噺も絡んだ、ペットを思う気持ちを描いた江戸のお話です。

2019年6月28日 (金)

本好きの下克上

香月美夜の「本好きの下克上」最新刊。

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昨年から図書館の新刊案内に、度々記載されている

「本好きの下克上」シリーズ。

物語は、図書館司書になる予定だった本好きの麗乃が地震で死んでしまい、

転生したのが、時代はヨーロッパの中世のような異世界。

紙さえも無い世界で、サブタイトルにあるように

「司書になるためには手段を選んでいられません」とばかり、

前世の記憶をもとに、平民の身分で紙作りから始め、本の出版を

目指し、身分も成り上がっていく下克上っぷりが堪りません。

発行は2014年頃からでしょうか、第一部兵士の娘1~3、

第二部神殿の巫女見習い1~4、第三部領主の養女1~5、

第四部貴族院の自称図書委員1~7。

図書館で第一部の兵士の娘を借りた時、表紙を見てびっくり!

ライトノベルだったんだ!でも、面白い!

なんと、今ではジュニア文庫化、漫画化、さらにこれからテレビアニメ化と、

大ヒットしているようです。

前回アップした「十二国記」を原点とした本だな~と、

感じました。

2019年6月26日 (水)

十二国記

本屋で見かけ、興味を持ったので読んでみました。

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作者:小野不由美の「十二国記」シリーズの一冊目、

「月の影 影の海」1992年出版。

古くから出版されているのに、あまり目に留まらなかったのは、

年少読者向けの叢書として刊行されていたからかな?

年少読者には圧倒的好評でも、大人の読者が読むとちょっと?

という作品もあるけれど、これは骨太です。

『現在、隆盛を極めるライトノベルには、異世界に飛び込む主人公の

物語がとても多いけど、それらに影響を与えた原点であり、

その頂点に君臨し続けるのが「十二国記」』という書評に惹かれて

読んでみました。

2019年4月27日 (土)

pen 泣ける絵本

家内が書店で見つけ購入。

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雑誌penの、「泣ける絵本」。

30年前からのよく知っているロングセラーから、

近年の美しい絵本がたくさん載っていて、

家内は楽しんで読んでいるようです。

ブックカフェの紹介もあり、中でも東京の神保町にある店は、

平日は23時まで営業し、店内のバーではビールやカクテルも

提供しているそうです。

大人の時間が過ごせそうな店で、気になります。

2019年4月 1日 (月)

pen

penの4月1日号、表紙を見て即購入。

今号は、1919年にドイツのヴァイマールに創設された

芸術・工芸・建築の学校、バウハウス創設100周年の特集です。

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無二の芸術・デザイン学校が誕生した背景など、バウハウスを知ることができます。

その中には、ドイツ時計の逸品として、ユンハンス、ストーヴァ、ドゥッファの

3つの時計メーカーが載っていますが、個人的には、1992年創業の

新興メーカーながら、最もバウハウス的デザインだと思っているのが、

本の上に置いてあるノモスです。

他にも、新作時計の発表会である、スイスの2019年ジュネーブサロンの

時計記事が面白いです。

2019年1月11日 (金)

ビッグイシュー日本版VOL.349

久しぶりに、「ボブという名のストリートキャット」の

ボブが表紙のビッグイシューが発行されたようです。

友人が手に入れ、送ってくれました。

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暖かそうなマフラーをした、冬仕様の可愛いボブです。

「ボブから学んだ5つの人生哲学」という記事が載っていました。

2018年12月22日 (土)

NYとワシントンの・・・・

「NY(ニューヨーク)とワシントンのアメリカ人が

クスリと笑う日本人の洋服と仕草」という長い題名の服装の本です。

興味深く読みました。

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明治時代に文明開化とともに日本に導入された洋服。

その洋服の着こなしやルールをきちんと理解してないために、

外国の人から見ればおかしな着こなしをしている日本人が、

現代になっても一般人、政治家にかかわらず、多いようです。

それは、私たちから見れば、おかしな着方をしている

和服の外国の人を見ているようなものかもしれません。

改めて、世界常識に基づく洋服の着こなしや仕草の勉強になりました。

2018年11月 4日 (日)

「ゴンちゃん、またね」

ビートたけしさんの最新書下ろし小説です。

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主人公の関口則之は練馬に住む作家志望の男で、数年前に両親を亡くし、

実家で一人暮らし。そこそこ名の知れた出版社に勤めている友人から

紹介された、テープ起こしの仕事で食いつないでいます。

その則之が飼っている柴犬が、ゴンちゃん。

そのゴンちゃんが飼い始めて一年ほどの散歩中に、いなくなります。

その日から手を尽くし一日中、ゴンちゃんを探し回ります。

一年たったある日、則之はゴンちゃんと再開できますが・・・・・・・。

2018年10月23日 (火)

銀河食堂の夜

シンガーソングライターの、さだまさし氏の新刊。

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下町の人情のまだ残る、東京は葛飾の四つ木銀座に忽然と現れた居酒屋、

「銀河食堂」。

その店に、夜な夜な集まる常連たちが語り合うお話です。

ほろりとした人情噺や、意外な結末を迎える6つの話を、

さだ氏が軽妙なタッチで描いています。

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