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2019年6月26日 (水)

十二国記

本屋で見かけ、興味を持ったので読んでみました。

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作者:小野不由美の「十二国記」シリーズの一冊目、

「月の影 影の海」1992年出版。

古くから出版されているのに、あまり目に留まらなかったのは、

年少読者向けの叢書として刊行されていたからかな?

年少読者には圧倒的好評でも、大人の読者が読むとちょっと?

という作品もあるけれど、これは骨太です。

『現在、隆盛を極めるライトノベルには、異世界に飛び込む主人公の

物語がとても多いけど、それらに影響を与えた原点であり、

その頂点に君臨し続けるのが「十二国記」』という書評に惹かれて

読んでみました。

2019年4月27日 (土)

pen 泣ける絵本

家内が書店で見つけ購入。

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雑誌penの、「泣ける絵本」。

30年前からのよく知っているロングセラーから、

近年の美しい絵本がたくさん載っていて、

家内は楽しんで読んでいるようです。

ブックカフェの紹介もあり、中でも東京の神保町にある店は、

平日は23時まで営業し、店内のバーではビールやカクテルも

提供しているそうです。

大人の時間が過ごせそうな店で、気になります。

2019年4月 1日 (月)

pen

penの4月1日号、表紙を見て即購入。

今号は、1919年にドイツのヴァイマールに創設された

芸術・工芸・建築の学校、バウハウス創設100周年の特集です。

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無二の芸術・デザイン学校が誕生した背景など、バウハウスを知ることができます。

その中には、ドイツ時計の逸品として、ユンハンス、ストーヴァ、ドゥッファの

3つの時計メーカーが載っていますが、個人的には、1992年創業の

新興メーカーながら、最もバウハウス的デザインだと思っているのが、

本の上に置いてあるノモスです。

他にも、新作時計の発表会である、スイスの2019年ジュネーブサロンの

時計記事が面白いです。

2019年1月11日 (金)

ビッグイシュー日本版VOL.349

久しぶりに、「ボブという名のストリートキャット」の

ボブが表紙のビッグイシューが発行されたようです。

友人が手に入れ、送ってくれました。

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暖かそうなマフラーをした、冬仕様の可愛いボブです。

「ボブから学んだ5つの人生哲学」という記事が載っていました。

2018年12月22日 (土)

NYとワシントンの・・・・

「NY(ニューヨーク)とワシントンのアメリカ人が

クスリと笑う日本人の洋服と仕草」という長い題名の服装の本です。

興味深く読みました。

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明治時代に文明開化とともに日本に導入された洋服。

その洋服の着こなしやルールをきちんと理解してないために、

外国の人から見ればおかしな着こなしをしている日本人が、

現代になっても一般人、政治家にかかわらず、多いようです。

それは、私たちから見れば、おかしな着方をしている

和服の外国の人を見ているようなものかもしれません。

改めて、世界常識に基づく洋服の着こなしや仕草の勉強になりました。

2018年11月 4日 (日)

「ゴンちゃん、またね」

ビートたけしさんの最新書下ろし小説です。

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主人公の関口則之は練馬に住む作家志望の男で、数年前に両親を亡くし、

実家で一人暮らし。そこそこ名の知れた出版社に勤めている友人から

紹介された、テープ起こしの仕事で食いつないでいます。

その則之が飼っている柴犬が、ゴンちゃん。

そのゴンちゃんが飼い始めて一年ほどの散歩中に、いなくなります。

その日から手を尽くし一日中、ゴンちゃんを探し回ります。

一年たったある日、則之はゴンちゃんと再開できますが・・・・・・・。

2018年10月23日 (火)

銀河食堂の夜

シンガーソングライターの、さだまさし氏の新刊。

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下町の人情のまだ残る、東京は葛飾の四つ木銀座に忽然と現れた居酒屋、

「銀河食堂」。

その店に、夜な夜な集まる常連たちが語り合うお話です。

ほろりとした人情噺や、意外な結末を迎える6つの話を、

さだ氏が軽妙なタッチで描いています。

2018年10月11日 (木)

「はぴはぴ くるねこ1・2」

ある猫ブログが「くるねこ大和」という本になり、20巻まで出版されました。

そして、この度タイトルをリニューアルして出版されたのが、

この「はぴはぴ くるねこ」の1と2です。

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この作者は、保護猫や里親募集しても引き取り手がなかった猫など、

沢山の猫と暮らしており、その日常がユーモラスに描かれています。

先日、3巻目も出版されました。

2018年10月 7日 (日)

「THE RAKE」

知人が、お洒落なファッション誌のチラシを送ってくれました。

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世界一ハイクオリティなメンズ誌を謳う、「THE RAKE」です。

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その24号の抜粋の一部がこれ。

ビジネスを大きく動かし、世界中のだれもが憧れる権力を欲しいままにした、

イタリア(フィアットグループ)の伝説的経営者、ジャンニ・アニエリ。

「RAKES OF RIVIERA」(リヴィエラの道楽者)と呼ばれた

アニエリが、道楽者(RAKE)という雑誌の名前の由来になったそうです。

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この六分割の写真には、3人の男が写っています。下段左は、

フェラーリF1チーム監督であり、アニエリ亡き後はフィアットグループを

率いた、ルカ・ディ・モンテゼーモロ。

下段中央が、もちろんジャンニ・アニエリ。

下段右が、フィアットを復活させたアニエリの孫のラポ・エルカーンです。

3人とも、流行に左右されることのない時代を超えた、

本物のファッションスタイルの持ち主として有名です。

実にカッコいいですね。

2018年9月24日 (月)

「出雲のあやかしホテルに就職します」

出版社・双葉文庫、著者・硝子町玻璃。

就活中の東京の女子大生、時町見初(ときまちみそめ)は、

未だ一社の内定さえ獲得できず大苦戦中。

というのも、時町が面接に行ったA社は、面接後、会社の建物が半壊、

B社は面接後、不祥事で会社社長一家が失踪、C社は社長の浮気がばれ、

修羅場にと、それぞれが大変なことに。彼女は疫病神か?

そんな切羽詰まった彼女が連れて行かれた就職先は・・・・・。

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出雲の「ホテル櫻葉」、ここは、地元ではお化けが出るホテルと言われて

いますが、実は、人もお化けも来る(泊める)ホテルでした。

お化けや妖怪が見える時町見初は、ここで働く決心をし、

あやかし絡みの事件に会ったり、自分の出自を知っていきます。

この表紙のイラストは、出雲大社近くの命主社(いのちぬしのやしろ)と、

そこにあるご神木ですね。

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