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2020年1月23日 (木)

アロワナを愛した容疑者

2019年6月出版、大倉崇裕の「警視庁いきもの係」シリーズ最新刊です。

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警視庁いきもの係の、須藤と薄(うすき)コンビは今度はどんな事件に

出会うのでしょうか?

「タカを愛した容疑者」、「アロワナを愛した容疑者」、「ランを愛した容疑者」の

3篇収録。

この著者の他の作品には、シリアスな山岳小説もありますが、やはり面白いのは

「白戸修」シリーズ、「福家警部補シリーズ」、「問題物件」シリーズ。

そして、個人的ベストは「オチケン」シリーズです。

2020年1月19日 (日)

伊勢佐木町探偵ブルース

「謎解きはディナーの後で」でお馴染みの、東川篤哉の最新刊、

2019年8月出版の本です。

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横浜・伊勢佐木町に事務所を構える私立探偵が、横浜を舞台に

依頼をこなしていきます。

が、小料理屋を営んでいた母親が再婚し、現在住んでいる家に呼ばれて行ってみると、

仰天の事実が。

再婚相手と住んでいる家は、横浜山の手の豪邸で、再婚相手は神奈川県警本部長、

義理の弟は伊勢佐木署のエリート刑事でした。

探偵が受けた依頼と、刑事事件が微妙に絡まり、

図らずも一緒に事件を解決していくことに。

2020年1月15日 (水)

わが殿

2019年11月に出版された、「しゃばけ」シリーズでお馴染みの

畠中恵の新刊です。

早速、図書館に予約を出したら、上下巻のうち下巻が先に来ました。

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織田信長に勝るとも劣らない才気を放つ大野藩主・土井利忠。

「わが殿」に惚れ込んだ七郎右衛門は、無理難題を一手に引き受けるという、

幕末痛快小説です。

上巻を楽しみに、下巻からでも畠中ワールドを楽しんでみましょうか?

2020年1月 7日 (火)

大名倒産

2019年12月に出版された、浅田次郎の時代小説です。

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時代は江戸末期、借金が積もり積もること200年、多くの藩の財政は火の車。

そんなある藩では、自分は隠居し、返しようもない借金を御家を継がせた若殿に

押し付け、大名倒産を目論む先代がいました。

倒産の暁には、若殿の切腹でことを済ませようとする先代と、

何とかして藩の財政を立て直そうとする若殿との結末はいかに?

とても面白い本でした。

もうひとつ面白かったのが「断る」。

これは、藩にお金を貸していたり、売り掛けのある商人を屋敷に集め、

広間に集まった皆の前に殿様が現れ、一言「断る」と宣言すれば、

全ての債務を帳消しにするという、伝家の宝刀です。

勿論、信用や評判にかかわるので、しっかり根回しをした後で行う、

最後の手段ではあります。

2019年11月17日 (日)

お洒落極道・最終編

週刊プレイボーイの名物編集長として名を馳せた、島地勝彦さんの

最新刊です。

先日、10年続いた男性ファッション誌「メンズプレシャス」の連載を

終えられました。

その連載の途中までをまとめた本として「お洒落極道」が出版され、

今回、その後のプレシャス連載終了までと、他の本に連載された社長対談や、

時計エッセイを加えた本に仕上がっています。

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やはり島地語録で印象に残るのは、

「美しいものは見つけたらすぐ買え!迷ったら二つとも買え!」や、

「衝動買いは人生の授業料の一部。借金してまで衝動買いするのは

勇み足だが、身の丈のお金でやる衝動買いは、ロマンチックな

愚か者の素敵な行為ではあるまいか?」。

しかしながら、その先には「知る悲しみ」が待っていることを

覚悟しなければなりません。

2019年11月 3日 (日)

十二国記「白銀の墟 玄の月」

「十二国記」は、小野不由美の中国風異世界を舞台にした

ファンタジー小説です。

この小説は完結しておらず、シリーズ継続中です。

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そのシリーズの18年ぶりの最新作がこちら、

「白銀の墟 玄の月」(はくぎんのおか げんのつき)の1です。

今月に1,2が出版され、来月11月に3,4が出版予定。

いつ完結するのでしょう? まだまだ、続きそうです。

2019年10月28日 (月)

十年屋

「妖怪の子預かります」シリーズでお馴染みの、廣嶋玲子さんの

ジュニア向けのファンタジー小説です。

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大切なものを10年間預かってくれる魔法使いの店、預かり賃は

預けた人の寿命1年分。

どんな人がどんなものを預けに来るか?

表紙の猫はその店の従業員で、カラシという名のかわいい執事です。

2019年9月12日 (木)

お江戸けもの医 毛玉堂

図書館で面白そうな本を見つけ、借りてみました。

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無愛想だが評判のけもの医と、その妻が営む養生所「毛玉堂」に

やって来るのは、病める動物たちと悩める飼い主たち。

人情噺も絡んだ、ペットを思う気持ちを描いた江戸のお話です。

2019年6月28日 (金)

本好きの下克上

香月美夜の「本好きの下克上」最新刊。

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昨年から図書館の新刊案内に、度々記載されている

「本好きの下克上」シリーズ。

物語は、図書館司書になる予定だった本好きの麗乃が地震で死んでしまい、

転生したのが、時代はヨーロッパの中世のような異世界。

紙さえも無い世界で、サブタイトルにあるように

「司書になるためには手段を選んでいられません」とばかり、

前世の記憶をもとに、平民の身分で紙作りから始め、本の出版を

目指し、身分も成り上がっていく下克上っぷりが堪りません。

発行は2014年頃からでしょうか、第一部兵士の娘1~3、

第二部神殿の巫女見習い1~4、第三部領主の養女1~5、

第四部貴族院の自称図書委員1~7。

図書館で第一部の兵士の娘を借りた時、表紙を見てびっくり!

ライトノベルだったんだ!でも、面白い!

なんと、今ではジュニア文庫化、漫画化、さらにこれからテレビアニメ化と、

大ヒットしているようです。

前回アップした「十二国記」を原点とした本だな~と、

感じました。

2019年6月26日 (水)

十二国記

本屋で見かけ、興味を持ったので読んでみました。

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作者:小野不由美の「十二国記」シリーズの一冊目、

「月の影 影の海」1992年出版。

古くから出版されているのに、あまり目に留まらなかったのは、

年少読者向けの叢書として刊行されていたからかな?

年少読者には圧倒的好評でも、大人の読者が読むとちょっと?

という作品もあるけれど、これは骨太です。

『現在、隆盛を極めるライトノベルには、異世界に飛び込む主人公の

物語がとても多いけど、それらに影響を与えた原点であり、

その頂点に君臨し続けるのが「十二国記」』という書評に惹かれて

読んでみました。

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