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2020年2月14日 (金)

夢の回顧録(高田賢三自伝)

世界的ファッションデザイナー、高田賢三の自伝です。

賢三氏が学んだ文化服装学院では、のちに「花の九期生」と呼ばれる、

ニコルの松田光弘氏、ピンクハウスの金子功氏、

コシノジュンコといった、そうそうたるメンバーが同期生でした。

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「ケンゾー」ブランドのモエヘネシー・ルイヴィトンによる買収劇や、

「ケンゾー」からの引退の舞台裏についても明かされていて、

興味深く読みました。

また81歳になる今年、ライフスタイルブランド「K3」をパリの

サンジェルマン通りに立ち上げ、まだまだ健在です。

2020年2月 4日 (火)

モスクワの伯爵

題材の面白さに惹かれ、分厚い本ながら挫けずに読破しました。

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ロシア革命の後、皇帝は処刑され、当然貴族である主人公・ロストフ伯爵にも

刑が下ります。それは銃殺刑ではなく、現在住んでいるモスクワの高級ホテルに

一生軟禁というものでした。

住む部屋はスイートから屋根裏部屋へと変わります。

その境遇にも伯爵は、知識豊富な教養人でありつつ、めげない、あきらめない、

ふさぎこまない、人生を投げない紳士であり続けます。

ロシア革命から第二次大戦を経て、結末の1954年まで伯爵がどう生きていくか?

大河ドラマのような壮大な物語です。

2020年1月23日 (木)

アロワナを愛した容疑者

2019年6月出版、大倉崇裕の「警視庁いきもの係」シリーズ最新刊です。

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警視庁いきもの係の、須藤と薄(うすき)コンビは今度はどんな事件に

出会うのでしょうか?

「タカを愛した容疑者」、「アロワナを愛した容疑者」、「ランを愛した容疑者」の

3篇収録。

この著者の他の作品には、シリアスな山岳小説もありますが、やはり面白いのは

「白戸修」シリーズ、「福家警部補シリーズ」、「問題物件」シリーズ。

そして、個人的ベストは「オチケン」シリーズです。

2020年1月19日 (日)

伊勢佐木町探偵ブルース

「謎解きはディナーの後で」でお馴染みの、東川篤哉の最新刊、

2019年8月出版の本です。

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横浜・伊勢佐木町に事務所を構える私立探偵が、横浜を舞台に

依頼をこなしていきます。

が、小料理屋を営んでいた母親が再婚し、現在住んでいる家に呼ばれて行くと、

仰天の事実が。

再婚相手と住んでいる家は、横浜山の手の豪邸で、再婚相手は神奈川県警本部長、

義理の弟は伊勢佐木署のエリート刑事でした。

探偵が受けた依頼と、刑事事件が微妙に絡まり、

図らずも一緒に事件を解決していくことに。

2020年1月15日 (水)

わが殿

2019年11月に出版された、「しゃばけ」シリーズでお馴染みの

畠中恵の新刊です。

早速、図書館に予約を出したら、上下巻のうち下巻が先に来ました。

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織田信長に勝るとも劣らない才気を放つ大野藩主・土井利忠。

「わが殿」に惚れ込んだ七郎右衛門は、無理難題を一手に引き受けるという、

幕末痛快小説です。

上巻を楽しみに、下巻からでも畠中ワールドを楽しんでみましょうか?

2020年1月 7日 (火)

大名倒産

2019年12月に出版された、浅田次郎の時代小説です。

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時代は江戸末期、借金が積もり積もること200年、多くの藩の財政は火の車。

そんなある藩では、自分は隠居し、返しようもない借金を御家を継がせた若殿に

押し付け、大名倒産を目論む先代がいました。

倒産の暁には、若殿の切腹でことを済ませようとする先代と、

何とかして藩の財政を立て直そうとする若殿との結末はいかに?

とても面白い本でした。

もうひとつ面白かったのが「断る」。

これは、藩にお金を貸していたり、売り掛けのある商人を屋敷に集め、

広間に集まった皆の前に殿様が現れ、一言「断る」と宣言すれば、

全ての債務を帳消しにするという、伝家の宝刀です。

勿論、信用や評判にかかわるので、しっかり根回しをした後で行う、

最後の手段ではあります。

2019年11月17日 (日)

お洒落極道・最終編

週刊プレイボーイの名物編集長として名を馳せた、島地勝彦さんの

最新刊です。

先日、10年続いた男性ファッション誌「メンズプレシャス」の連載を

終えられました。

その連載の途中までをまとめた本として「お洒落極道」が出版され、

今回、その後のプレシャス連載終了までと、他の本に連載された社長対談や、

時計エッセイを加えた本に仕上がっています。

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やはり島地語録で印象に残るのは、

「美しいものは見つけたらすぐ買え!迷ったら二つとも買え!」や、

「衝動買いは人生の授業料の一部。借金してまで衝動買いするのは

勇み足だが、身の丈のお金でやる衝動買いは、ロマンチックな

愚か者の素敵な行為ではあるまいか?」。

しかしながら、その先には「知る悲しみ」が待っていることを

覚悟しなければなりません。

2019年11月 3日 (日)

十二国記「白銀の墟 玄の月」

「十二国記」は、小野不由美の中国風異世界を舞台にした

ファンタジー小説です。

この小説は完結しておらず、シリーズ継続中です。

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そのシリーズの18年ぶりの最新作がこちら、

「白銀の墟 玄の月」(はくぎんのおか げんのつき)の1です。

今月に1,2が出版され、来月11月に3,4が出版予定。

いつ完結するのでしょう? まだまだ、続きそうです。

2019年10月28日 (月)

十年屋

「妖怪の子預かります」シリーズでお馴染みの、廣嶋玲子さんの

ジュニア向けのファンタジー小説です。

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大切なものを10年間預かってくれる魔法使いの店、預かり賃は

預けた人の寿命1年分。

どんな人がどんなものを預けに来るか?

表紙の猫はその店の従業員で、カラシという名のかわいい執事です。

2019年9月12日 (木)

お江戸けもの医 毛玉堂

図書館で面白そうな本を見つけ、借りてみました。

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無愛想だが評判のけもの医と、その妻が営む養生所「毛玉堂」に

やって来るのは、病める動物たちと悩める飼い主たち。

人情噺も絡んだ、ペットを思う気持ちを描いた江戸のお話です。

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