新型コロナウイルス渦のなか、フランスのレストランガイド・ミシュランが、
唯一の新しい三ツ星店にマルセイユのレストランを選びました。
その日マルセイユは、歓喜と熱狂に包まれたそうです。
しかしながら、コロナ過の都市封鎖でレストランは長期休業を余儀なく
されました。
そんな中、シェフの、食材生産者や従業員を守る選択が、フードトラックでした。
提供メニューは、子羊のソーセージのホットドッグや、日替わりスープと
サンドイッチのセットなど。
このフードトラックは、地産食材を使った料理を通して近隣の人々に
土地の豊かさを知ってもらえる、という副産物も生みました。
それは、店は高級店なので、料理を知る由もなかった近隣の住民も足を運ぶ
ようになったことです。
まさにヌーベル・キュイジーヌの原点、地産地消ですね。
都市封鎖は段階的に解除されていき、室内営業も解禁になりましたが、
フードトラックは続けるそうです。三ツ星シェフの料理が、
屋台で味わえるとは幸せですね。
先日、昼食を済ませて行ったので記憶に残した、鞆の「あこう屋」さんの
鯛めし弁当、休日の昼ご飯に鞆の景色を眺めながら食べることにしました。
予約しておいた「鯛めし弁当」二つを購入後、常夜燈が見える
雁木に座り、パッケージを開きます。
内容は、鯛めし、鶏の唐揚げ、サツマイモ、エンドウなど。
まず、鯛めしを一口食べ、エンドウとサツマイモを食べた後に、
重大事件発生!!
次は、から揚げに箸を伸ばそうとした瞬間、私の手から一瞬にして
弁当が消滅!!何が起こったのかわからず、思考停止。
我に返り、目の前を見ると雁木に散らばる弁当の中身、
その先の上空には、なんとトンビが!
風圧も感じさせず、私の体に触れることなく、弁当の縁だけに脚をかけ
このトンビが弁当を手から叩き落としたのでした。
すぐに家内の弁当を収納し、雁木に散らばる弁当の中身を拾い集め、
撤収です。
そして、今度は「瀬戸内のり弁・オキアミ」(オキアミと、じゃこの
2種類があります)を購入し、帰宅後ゆっくり食べることにしました。
こちらが「瀬戸内のり弁・オキアミ」です。
あ~~~~驚いた!!
頭のいいトンビは、雁木から「あこう屋」さんに行くまでも、
上空をついてきて付け狙っているようでした。
皆さんも、鞆の浦の野外で弁当を広げるときは、お気を付けて!!