新型コロナウイルス渦のなか、フランスのレストランガイド・ミシュランが、
唯一の新しい三ツ星店にマルセイユのレストランを選びました。
その日マルセイユは、歓喜と熱狂に包まれたそうです。
しかしながら、コロナ過の都市封鎖でレストランは長期休業を余儀なく
されました。
そんな中、シェフの、食材生産者や従業員を守る選択が、フードトラックでした。
提供メニューは、子羊のソーセージのホットドッグや、日替わりスープと
サンドイッチのセットなど。
このフードトラックは、地産食材を使った料理を通して近隣の人々に
土地の豊かさを知ってもらえる、という副産物も生みました。
それは、店は高級店なので、料理を知る由もなかった近隣の住民も足を運ぶ
ようになったことです。
まさにヌーベル・キュイジーヌの原点、地産地消ですね。
都市封鎖は段階的に解除されていき、室内営業も解禁になりましたが、
フードトラックは続けるそうです。三ツ星シェフの料理が、
屋台で味わえるとは幸せですね。
友人が送ってくれた資料に、面白いものが。
この4つのものは、全てエクセル関数で作られた線や図形です。
関数の数値を変えるたびに、様々な図形に変化するそうです。
さらに読んでいくと、建築家ガウディの建築によく使われているのが、
自然から学んだ、二次方程式で表す放物線に似た「カテナリー曲線」と
呼ばれるもの。
これは、ロープなどの両端を固定し、垂らしたときにできる曲線を
さすそうです。この曲線を上下逆にしてアーチ状にすると、
構造的・力学的に極めて安定します。
そして日本にも近年、「カテナリー曲線」になっていると専門家に
指摘された建造物があります。それは岩国の錦帯橋。
ガウディの建築群よりも200年以上前に掛けられたことに、びっくりです。