福山の隣町、笠岡では、独特のラーメンがあります。
老鶏の鶏ガラ醤油味のスープに、チャーシュー(豚肉)ではなく、
かしわチャーシュー(老鶏肉)を載せるのが特徴です。
笠岡の人は、余所の土地でラーメンを食べる時に、
かしわチャーシューが載ってないことに驚き、
豚肉チャーシューが一般的ということに、もう一度驚くそうです。
これは、笠岡で養鶏が盛んだったことと、鴨方ソーメンなど、
麺文化に馴染みの深かったことが、関係しているようです。
2000年頃から、ご当地ラーメンとして、知られるようになりました。
その中から、まずは人気店「おっつあん」。
スープは鶏ガラに果物、イリコが入り、噂の味を求め、
東京や大阪から訪ねてくる人もいるとか。
と書きながら、資料を調べているうちに、しまった!!![]()
おととい14日に、「第2回ラーメンパラダイス」が、あったんだ。![]()
まあ、イベントもいいけど、地道に笠岡ラーメン巡りを楽しむとしますか。
僕は、気ままにアラカルト。まず、前菜は、タイラギ貝の貝柱の炙り。
やはり、タイラギ貝の貝柱は身がしっかりしていて、美味しいです。
次は、こしょうダイとジロール茸のソテー。
ジロール茸は初めて食べました。
食感が楽しめる茸だそうで、エリンギのような感じ。
そして、いよいよメインの、「鴨のソテー」です。
この店では、これは外せません。
いつもの鴨のソテーは、水菜とマスタードソース添えですが、
先に食べた、こしょうダイのソテーがマスタードソースだったので、
シェフが配慮して、赤ワインのビネガーソースで出してくれました。
酸味のソースも、さっぱりとして、鴨に合います。
シェフに感謝、美味しかったです。