「モリー先生との火曜日」
作者はスポーツコラムリストとして活躍する、ミッチ・アルボム。
彼は、偶然テレビで大学時代の恩師、モリー先生を見かける。
先生は、難病ALS(筋委縮性側索硬化症)に侵されていた。
16年ぶりの再会。モリー先生は幸せそうだった。
死を間近に控え、動かなくなった体で人と触れ合うことを楽しんでいる。
「憐れむより、君が抱えている問題を話してくれないか」
モリーは、ミッチ(作者)に毎週火曜日をくれた。
死の床で行われる授業に教科書はない。
テーマは人生の意味について。
一番心に残った言葉は、「⦅与える⦆のは生きているような
感じがする」。
この本は原書の20周年記念版(2017年刊)をもとに
「愛蔵版」として刊行されたものです。
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