「出雲のあやかしホテルに就職します」
出版社・双葉文庫、著者・硝子町玻璃。
就活中の東京の女子大生、時町見初(ときまちみそめ)は、
未だ一社の内定さえ獲得できず大苦戦中。
というのも、時町が面接に行ったA社は、面接後、会社の建物が半壊、
B社は面接後、不祥事で会社社長一家が失踪、C社は社長の浮気がばれ、
修羅場にと、それぞれが大変なことに。彼女は疫病神か?
そんな切羽詰まった彼女が連れて行かれた就職先は・・・・・。
出雲の「ホテル櫻葉」、ここは、地元ではお化けが出るホテルと言われて
いますが、実は、人もお化けも来る(泊める)ホテルでした。
お化けや妖怪が見える時町見初は、ここで働く決心をし、
あやかし絡みの事件に会ったり、自分の出自を知っていきます。
この表紙のイラストは、出雲大社近くの命主社(いのちぬしのやしろ)と、
そこにあるご神木ですね。
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