そろそろ鞆を後にしようかと駐車場へ向かう道で、またまた発見がありました。
古い商家(魚網屋)にあったのが、大正時代のひな人形。
そして、田渕屋の2階にあった電話より古い、そう、初期の電話です。
電話番号も40番ですから、設置されたのも勿論初期ですね。
熱心に色々見ていたら、ボランティアの説明のおばちゃんたちが、
たっぷりと様々なことを解説してくれました。
特に熱弁をふるってくれたのが、左側に開いた扉の見える土蔵。
3重扉になっていて、火事になっても土蔵の中には熱が入らないそうです。
それと、天井に見える斜めに入った梁、これも珍しい様式で
登り梁といい、2階の天井が高く作れる工法だそうです。
たっぷり鞆を堪能して後にしました。偶然行った日(3月11日)が
「鞆・町並ひな祭り」の最終日で、観光客も多く賑やかでした。
えび味噌田楽を頂いた後、ひな人形を見て2階へ。
土間に面した部屋に飾ってあったのが、文政4年(1821年)作の
この立派なひな人形です。
そして、このような鞆の風景画を展示してある2階へ。
案内してくれるのは、この絵の作者で先ほどまで店先でえび味噌田楽を作っていた
古民家好きの好青年です。
2階へ上がってまず目につくのは、
これです。なんと、映画「男たちの大和」のロケで使われた部屋に
そのまま小道具を展示してありました。尾道だけでなく鞆でもロケがあったんですね。
道理で隣の食堂「おてび」に、あの映画の出演者の色紙があったわけです。
机の上にあった電話、これが壁掛け式でハンドルを回す初期の電話と
ダイヤル式の電話との間の時期に使われていた電話だそうです。
そののち、この部屋に続く奥の部屋に「ポニョ」のスタッフが泊まり
壁を綺麗に塗り替えてくれたそうです。確かに新しく、白くなっていました。
ここ、「田渕屋」さんの2階です。
(続く・・・)
ヴィラヴェスタ境ガ浜で一休みしていたら、雨が降ってきたので、
少し早いですが、ホテルのふもとのイタリアン、ドン・フェデリーコへ。
海が見渡せる窓際の席へ案内されます。
家内はピザランチ+デザート、私はパスタランチをオーダー。
(店内の壁に撮影禁止マークがあったので、ブログに載せてもいいかなと聞いて
店の人に撮影許可をもらい撮影しました。)
前菜は牡蠣とスモークチキンにパセリソースの載ったものとサラダ。
次に、全粒粉のパンが出てきました。
私のパスタは、チキンのトマトソース、軽めのソースです。
家内は、ベーコンと野菜のピザ、皮がパリっとしています。
最後にそれぞれにコーヒーと、家内の+デザート、ティラミスです。
席の窓から見えたのはこのような景色。食事中も雨が強くなったり、
突風の中港へ帰ってくるヨットが見えたり、これも風情があります。
また晴れた日に訪れたいと思いました。