ビッグイシュー日本版の表紙を飾り、映画に出演した
イギリスの猫ボブが、またビッグイシュー日本版 VOL.324の
表紙になりました。
スペシャル企画として「ボブとジェームス、東京へ行く」が
掲載され、ボブとともに映画のプロモーションで来日した際の体験や、
日本のビッグイシュー販売者との出会いについて語っています。
ボブが表紙の号は、よくSOLD OUT になるそうです。
*ビッグイシュー日本版
2003年9月、質の高い雑誌を作りホームレスの人の独占販売事業と
することで、ホームレス問題の解決に挑戦しました。
ホームレスの人の救済(チャリティー)ではなく、仕事を提供し
自立を応援する事業です。
ビッグイシューの原型は1991年にロンドンで生まれました。
図書館にある「大人の本」の棚で見つけ、読み始めたら面白く、
全10巻を読破しました。
私立高校のバスケット部員だった主人公が、部員のいじめにあい、
都立高校に転校します。
その高校で素晴らしい仲間に出会い、一度は断念したバスケットを再開し、
強豪チームへと育っていきます。
1巻目の最後は、主人公も含め大人になった仲間のその後で終わり、
完結したと思いきや、2巻以降がありました。
2巻目以降10巻までに、チームメイトやほかの仲間たちのその後が
詳しく描かれています。
どの巻も楽しく読め、読後感も爽やかな青春小説です。
図書館のヤングアダルトコーナーにもあるので、夏休みの高校生の読書に
ぴったりです。