フランス料理の50年
「専門料理」という飲食業界の人向けの専門誌ながら、面白そうなので購入。
1966年から2015年までの、フランス料理50年を振り返っています。
1966年あたりに載っている料理は、いわゆるコッテリフレンチという感じですが、
ヌーベル・キュイジーヌの幕が開きます。
やがて、1976年代にはロブション登場、フランス修行から帰ったシェフが活躍し始めます。
次の1986年代は、バブルの狂乱と崩壊を体験しながら、フランス料理が
広まった時期。
1896年代には、衝撃の「エル・ブジ」が登場し、フランス料理店が増え、
定着していきます。
そして、2006年代から、日本の懐石料理の影響を感じさせる、
今風のフレンチへと進化を遂げます。
最近のフレンチは、レストランだけでなく、より身近に楽しめるビストロも増え、
さらにこれからの進化も楽しみです。
ちなみに、この本の巻末には有名料理店のレシピも載っています。
作れるかな?
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