「のぼうの城」の作者、和田竜の待望の新刊です。10月20日発行。

3作目の「小太郎の左腕」から4年ぶりの新作、その4年間
この本を書いていたそうです。やはり面白い!!
一気に読んでしまいました。

安芸の国、三原、忠海、福山市の鞆や笠岡の眞鍋など、身近な地名が出てきて、
話に引き込まれていきます。
興味深かったのは、因島の村上水軍として知っていた村上海賊が、
能島村上家、来島村上家、因島村上家の3家であったこと。
その中で一番権勢を誇った能島村上家の娘である景(きょう)を中心に
話は進み、やがて、瀬戸内海賊たちが難波の海で、泉州の海賊たちと激突します。
その戦いの果てにあったものは?
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