ふくやま美術館で開催中の、「ルネ・ラリック」を観てきました。
ふくやま美術館で「ラリック」を観るのは、2回目です。
展示会場入り口には、撮影可能で個人的なSNSへの投稿可能の
パネルがあり、展示品の撮影許可がありました。
花瓶などの展示物も多数ありましたが、個人的に面白いと思ったのが、
こちらの封筒に蝋で封印する、封蝋スタンプ。現在では金属製が
一般的ですが、ガラス製だと優雅な感じがします。
そして、こちらは灰皿。美しいバカラの灰皿よりも優雅さが
増します。
何種類か展示されていた、昔の車に使用されていたラジエーターキャップの
中で、今回特に気に入ったのがこちら。女神や動物などのキャップの中で、
ひと際輝いていました。
会期は11月21日まで
友人が送ってくれた資料に、面白いものが。
この4つのものは、全てエクセル関数で作られた線や図形です。
関数の数値を変えるたびに、様々な図形に変化するそうです。
さらに読んでいくと、建築家ガウディの建築によく使われているのが、
自然から学んだ、二次方程式で表す放物線に似た「カテナリー曲線」と
呼ばれるもの。
これは、ロープなどの両端を固定し、垂らしたときにできる曲線を
さすそうです。この曲線を上下逆にしてアーチ状にすると、
構造的・力学的に極めて安定します。
そして日本にも近年、「カテナリー曲線」になっていると専門家に
指摘された建造物があります。それは岩国の錦帯橋。
ガウディの建築群よりも200年以上前に掛けられたことに、びっくりです。