先日10日の日曜日に、福山駅前辺りを歩いていると、宮通り辺りに人だかり、
赤い鳥居に掛かった横断幕には、9日・10日「ゆかたまつり」開催の文字が。
宮通り入り口にはラジコンカーの特設サーキット、そこからトライアングル広場にかけて
ビール、イカ焼き、タコ焼き、牛串焼き、焼きそばなど、様々な露店が立ち並んでいました。
他にも露店はあったはずなのに、なぜか記憶に残っているのは、食べ物の露店ばかり。
そして、肝心の「ゆかた」は撮らず、「生ビールを買うと唐揚げをおまけに付けちゃうぞ」の
こちらの露店のポップに釣られ、思わず生ビールで夕暮れのアペリティーボと洒落こみ、
未だ食い気に負ける、トホホなゼンマイオヤジでした。
でも、露店の冷えた生ビールは美味しいからしょうがないか!!
オーストリア=ハンガリー帝国・皇妃エリザベートも愛した名陶ヘレンド展が、
日本での巡回展のトップを切って、何と、ふくやま美術館で4月16日(土)より開催中です。
今からおよそ190年前、ハンガリーの小さな村、「ヘレンド」で
ドイツのマイセンや、フランスのセーブルと並ぶ高級陶磁器が生まれようとしていました。
やがて、イギリスのヴィクトリア女王からの注文、「ヴィクトリア」シリーズ、
オーストリア=ハンガリー帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ一族のための
「フランツ・ヨーゼフ」シリーズ、
イギリスのウェールズ公の贈り物となった「ウェールズ」シリーズなどを誕生させ、
ハンガリー芸術を代表する存在となりました。
今回のヘレンド展は、ブダペスト国立工芸美術館や、ハンガリー国立博物館などから
陶磁器約200点で構成されており、開陶から今日に至るまでのヘレンド芸術が見れます。
会期は6月19日(日)まで。
近所なので、観に行かねば!
本日は2月22日、ニャン・ニャン・ニャンの日です。
そんな、ニャンに因んだ話題を。
友人より、パンフレットが届きました。
パンフレットの表紙は、フェルメールの「真珠のイヤリングをした少女」に因んで、
「真珠のイヤリングをした少女猫」。
他にも、「モニャ・リザ」、「猫ヴィーナス誕生」、「またたび拾い」など、
たくさんの作品が展示されている、ニャンともすごい美術館です。
作者たちは、フェルネーコ、ニャンブラント、ニャーベンス、ネコスケスなど。
SHU YAMAMOTOの描く、名画になった猫たちの世界です。
会期は3月1日まで。
ニャンとも素晴らしいニャ。
九州国立博物館開館10周年を記念して、守り抜かれた
シルクロードの秘宝が公開されます。
これらの名宝は、首都カブールにあるアフガニスタン国立博物館で
所蔵されていましたが、1979年のソ連の侵攻とそれに続く内戦などにより、
博物館は甚大な被害を受け、所蔵品の奥は永遠に失われたと考えられていました。
しかし、国の宝を守ろうとした博物館員は、とりわけ貴重な文化財を
秘密裏に運び出し、秘密の場所に隠しました。
命を賭けてこれらの秘密を守り抜いた勇気ある館員たちは、自らの文化が生き続け、
アフガニスタンが生きながらえることを願ったのです。
1月9日には、アフガニスタンの乾いた大地に緑を取り戻すべく、用水路建設を行った、
中村哲医師の講演会もあるそうです。
また、その写真展は、1月1日~1月24日まで。
会期:2016年1月1日~2月14日まで
会場:九州国立博物館