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2020年6月23日 (火)

食いしん坊発明家

東京農大名誉教授、他いくつかの大学の客員教授の肩書を持つ、

食いしん坊で有名な小泉武夫先生の本です。

これまでもこの先生の本は何冊か読みましたが、

食関係の特許をいくつも取得していたのは初めて知りました。

200623koizumi

福島の造り酒屋に生まれた先生は、東京農大を卒業すると就職せず、

お父さんを丸め込み、会社経費で東京事務所としてアパートを借りることに

成功します。

そしてまずものにしたのが、米と牛乳が余っていることからヒントを得た、

ライスチーズ。この特許はスナック菓子メーカーに売れ、そのメーカーは

チーズ風味の米あられとトウモロコシのスナック菓子を発売しました。

他にも、ラードでエビの甲殻を揚げて香りを移した特許はエビの香りの高い

スナック菓子や煎餅になったり、松茸の香りの液体の特許は、

調味料メーカーから松茸の汁が発売され大ヒットしたそうです。

ただの食いしん坊ではなく、本のタイトル通り「食いしん坊発明家」

でもあったのを知り、ビックリでした。

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