尾道の夏祭りは、5月19日、久保の山王祭りから始まります。
これは、広島市の浴衣の着始めのお祭り「とうかさん」よりも早い
尾道の浴衣の着始めのお祭りです。
その次には尾道・夏の3大祭りが、6月30日の祇園祭から幕を開けます。
祭りの場所は、久保の八坂神社(地元では明神さんと呼ぶ)で、
三体のお神輿が、街を練り歩く祭りです。
クライマックスは、海岸通りの尾道渡船前の道路で繰り広げられる、
三体回し(3つのお神輿が順番に、道路の真ん中に建てた八坂神社の
名前が記された一本の幟を回ってくるタイムトライアル)です。
これは、勇壮で見応えがります。
この後は、7月13日~15日の「天神祭」、7月28日の「住吉花火」と、
尾道の夏は暑くなっていきます。
今、話題のテレビドラマの原作本、「ブラックペアン1988」。
2巻目が「ブレイズメス1990」、そしてこれが3巻目の最終章の本です。
一部ネタバレになりますが、「ブラックペアン1988」では、
天才外科医・渡海が桜宮市の東城大学病院を去ります。
2巻目「ブレイズメス1990」では、モナコへ使者を派遣し、
モンテカルロのエトワール(モナコの星)と呼ばれる、
日本人天才外科医・ムッシュ天城を桜宮市の東城大病院に呼びます。
それは、「スリジエセンター」という心臓専門の治療施設を立ち上げるためでした。
ムッシュ天城は保守勢力との暗闘を繰り返しながら、
最終章の「スリジエセンター1991」で施設を完成できるか?
スリジエとは、フランス語で「桜」という意味だそうです。