アーツ・アンド・クラフツとデザイン
先日、ふくやま美術館で開催中の「アーツ・アンド・クラフツとデザイン」を
観てきました。会期は6月5日まで。
「アーツ・アンド・クラフツ」は、19世紀後半のイギリスで興った
日常生活のあらゆるものをめぐるデザイン運動です。
そして、テキスタイルや壁紙、家具など作り手の個性と温もりを
表した多彩な作品が生み出されました。
今回の展示では、この運動の実践者として先頭を切ったウィリアム・モリスの
インテリアデザインから、フランク・ロイド・ライトのステンドグラスまで、
約170点が展示されています。
壁紙、刺繡、家具、ランプなど、見ごたえのある展示でした。
個人的には、出口近くのフランク・ロイド・ライトの展示が
印象に残りました。ふっと、サイモンとガーファンクルの名曲、
「フランク・ロイド・ライトに捧げる歌」が脳裏に蘇りました。