友人が送ってくれた新聞にあったのは、シャンパンの記事。
記事にあったのは、最近の気候変動により今までは10月上旬だったシャンパンの
原料であるブドウの収穫期が、9月上旬になったこと。
そのことにより、有名なメゾン(シャンパン製造メーカー)の
ルイ・ロデレールは、35年にわたって製造してきた主力製品の作り方を
全面的に刷新したそうです。これは大きな決断です。
これまでのシャンパンは、年によってブドウの出来が生まれやすいので、
質の高かった年に保管しておいたリザーブワインを加え、一定の品質を
維持してきました。しかし、新しい作り方は、リザーブワインを混ぜるが
同じ味わいを目指すのではなく、その年の個性を追求するものです。
また、他の老舗メゾンでは、長い歴史の中で初めて女性の最高醸造責任者が
誕生したそうです。
明日のために、メゾンは変わり続けています。