尾道港まつり2021
今年の「尾道港まつり」は、内容を大幅に変更して、5月8日と
9日に開催されました。
中央桟橋に寄港中の帆船「みらいへ」が、9日午前中に行う
セイルドリル(帆を張る)と、午後に帆を畳むイベントを見つけ、
午後の部を見てきました。
帆を畳む直前の画像。
風が強かったため、すべては張り切れなかったそうです。
中央桟橋に行くまでにも、帆が畳まれていきました。
最後の仕上げはマストに上り、畳んだ帆をコンパクトに
マストに縛り付けていく作業です。もちろん、命綱を付けて
フックを網に左右交互に掛けながら、登っていきます。
完全に作業が終わった状態がこちら。
他に甲板で面白いものを見つけました。
こちらは、船のブリッジ後方甲板にある「タイムベル」という
当直の時間経過を知らせるための鐘です。
当直最初の30分経過時に1回鳴らし、30分ごとに1回ずつ鳴らす
回数を増やしていき、8回鳴った時が4時間経過した当直交代時間と
なるそうです。
今年はパレードもなく、観光客の姿も少なく、静かで落ち着いた
「港まつり」でした。
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