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2016年7月23日 (土)

天切り松闇がたり・ライムライト

浅田次郎の「天切り松闇がたり」シリーズは、文庫本で4巻まで揃えています。

図書館で5巻目があるのを見つけ、借りてきました。

 

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大正・昭和・平成と激動の時代を生き抜いた伝説の大泥棒「天切り松」が

平成の世に、「闇がたり」という不思議な泥棒同士の話し方で語る物語です。

 

この本の1話目は、暮れも押し詰まったある夜中、花の東京の某所、

天切り松達の隠れ家である長屋の戸を叩く音が響きます。出てみれば、浮浪者が。

ところがこの男は、天切り松の親分・「目細の安」の親分に当たる

大親分「仕立屋銀次」の死を伝えるために、網走刑務所を脱け出して来た男でした。

さて、それを聞いた「目細の安」は、どうでるか?

大向こうを唸らせる、痛快な江戸っ子の粋を通してみせます。

 

そして最後の章は、サブタイトルに「ライムライト」とあるように、

なんとチャップリンの登場です。

 

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